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金田式もどきFET headphone amp

MJ無線と実験2007年4月号に金田式のヘッドフォンアンプが発表されていた。
終段に2SK2554を配するというover specな完全対称アンプだ。

まあ、そこまでは必要ないだろうと、次のような回路を考えてみた。


反転増幅になる。
オリジナルではR4のところがVRでゲイン可変になっているが、今回は22Kに固定。
電源は±12Vに変更。
終段の2SK2554は省略。2SK213を使用した。

実体配線図にはQ1とQ2のドレイン間に位相補正のR+Cを記載してあるが、
回路図と実装では省略している。

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Bottom View





調整だが、R1の両端の電圧を測定。3.9VになるようにVR2を調整。
出力電位を測定。VR3でオフセットを0に。

アイドリング電流を調整希望ならR5を2KのVRに。
R5が1.2Kのときアイドリング電流は約17mAだった。
# by blueknight611 | 2007-04-11 00:22 | Headphone Amp

電流帰還アンプ wirh DCサーボ その3

ということで(なにが?)、ご希望のあった(どこで?ほんとに?)
DCサーボ付き電流帰還アンプのコンパクト版です。

op ampは、とりあえず、2回路DIPで手元にあったNJM4580Dを使用しましたが、
本来ならFET入力のものがよいでしょう。

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Bottom view





# by blueknight611 | 2007-04-01 00:13 | Headphone Amp

電流帰還HPA with DCサーボ その2

アイドリング電流調整のためのVR2を省略したversionです。

2.2K+5KVRを3.3Kに固定しました。
これで、アイドリング電流は約12mAとなります。

調整個所がなくなり、こちらのほうが作りやすいかも。






# by blueknight611 | 2007-03-29 15:04 | Headphone Amp

電流帰還HPA with DCサーボ

2chでちょっと話に出た「DCサーボ付き電流帰還HPA」です。

回路図


電流帰還アンプに非反転型の積分回路をつけました。




C1は裏面にとりつけてください。
Q9はQ10の背面に接着します。
Q5とQ7、Q6とQ8はhfeをマッチさせて、接着します。

赤&青線はop ampの電源で、被覆線で配線してください。

VR2でアイドリング電流の調整をします。
5KΩで約3mA, 1KΩで約20mAになります。

DCサーボなしだと0.16Vのオフセットが出てましたが、
DCサーボにより0Vに自動的に調整されます。
# by blueknight611 | 2007-03-28 13:36 | Headphone Amp

modified PortFull

tukututayo氏のPortFullを改造してみた。
回路図


電源はいつもの±12Vに。終段は4パラにした。
オフセット調節は定跡どおり初段でおこなうこととした。
C5はお好みで。

実体配線図Top view

1箇所だけジャンパが必要となってしまった。

Bottom view







相変わらず汚いのはご容赦のほどを。(いろいろ間違いがあったんです)

R2、R3の電流は約2.7mA
R8の電流は約14.3mA
R11~18は約10.9mA
という測定値になった。

ちょっと聴いた感じでは、細かい音まで忠実に再現しているという印象。
# by blueknight611 | 2007-03-18 21:18 | Headphone Amp