先に作ってみたSatriもどきHPAだが、LNの2SA992/2SC1845で作り直してみた。
トランジスタ以外で変更したのは、FET。 FETはペア選別した2SK30A GRでIdss 4mAのものを使用。 抵抗は共立の1/4W1%の金属皮膜抵抗を使用。 Q3とQ4,Q5とQ6、Q7とQ8,Q9とQ10はhfeとVbeを一致させたものを、 アロンアルファで接着した。 Q11とQ14、Q15とQ16、Q12とQ13はhfeができるだけ近くなる組み合わせとした。 手間をかけたためか、アイドリング電流は上下とも25mAで安定。 終段はけっこう熱くなる。 オフセットは無調整で40mV程度。半固定抵抗100Ωで調整し安定している。 結果から言うと、white noiseはやや減少したという印象。 だが音質は向上していると思う。 2SA1015/2SC1815+カーボン抵抗のものと比べ、 細かい音まで聞こえる。繊細でいて力強くインパクトがある。 青が2SA、緑が2SC。 LEDは鈴商で100個600円で購入したスタンレーのHPG5566Xという2.1Vの緑色。 1箇所だけ表側を通す配線が必要になってしまった。(マゼンタの部分。残念。)
by blueknight611
| 2007-01-23 13:44
| Headphone Amp
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